2012年12月31日月曜日

2012年を振り返る。

暇なので、2012年を振り返ってみよう。
といっても、あんまりイベントを思い出せないので、来年はちゃんと日記をつける。

2012年は、たくさん揺れた年。
迷ったり、悩んだり、はしゃいだり、ほっこりしたり、まったりしたり。
良いことも悪いこともそれなりに起きて、自分の内面がいつも慌ただしくぐらついていたなぁ。

だんだんと、人との距離感とか、時間の使い方が上手くなって、バランスをとれるようになってきたかなと思う。
上手くいえないけど、今はすごく気持ち良い。


2012年を振り返る。
~外側からもたらされたあれこれ編~

【仕事】
・ちょっとずつ、出来ることが増えてきた
・部署の人たちと旅行に行く
・職場のおじさまたちと不思議なメンバーで飲みサーを結成。今年は8回飲みに行った
・体調不良のせいで有休を大量消費したことを懺悔したい

【イベント】
・2年目のハロウィンパーティー企画
・同期の誕生日にハッピーなサプライズをした

【音楽】
・KAIKOO、サマソニ、CSS、Pains、星野源のライブに行った
・ライブに4回出る(カリポメと企画バンド2つ)
・オリジナル曲の制作スタート
・ベースボーカルとシンセに挑戦した(どっちもぐだぐだ)
・山梨のスタジオで合宿をした
・私も曲を作れるようになったけど、自分の音楽性が定まっていないからメンバーにイメージを伝えられなくて、なかなか上手くいかない

【映画】
・素敵な映画を沢山観て、お気に入りの映画館を見つけた!

【旅行】
・伊勢(ゴールデンウィーク)
・沖縄(夏休み)
・近場旅行にも何度か行けた

【スポーツ】
・初スノボ(多分もう行かない・・・)
・初スキューバダイビング@沖縄
・ジムに行き始めたけど、続かなくて半年で辞めてしまった

【ファッション】
・ハイブランドの甘い蜜を・・・

【事件】
・バレンタインに激マズレアチーズケーキを作ってドン引きされる
・誕生日にヘルメットをもらう
・会社の集会にEXILEが来た
・サマソニで、New OrderがJoy Divisionの曲をやってくれて号泣
・12月くらいから急に肌質が変わった。ニキビが出来づらくなったけど、乾燥肌になった

【携帯に入ってた写真たち】

会社で雪だるまを作った

スノボの帰り道

大分の枝立温泉


イチゴ狩り

鳥羽水族館のスナメリちゃん
九十九里浜の海

水族館の工作

サマソニ
ハロウィンパーティー(笑)


こうやって振り返ってみると、何とも充実した1年だったなぁ。
ここに書ききれない小さなイベントや些細な落ち込みも沢山あった。

しかし、今年の私は物事をあまり深く考えずに、ただ快楽を求めて日々を忙しく駆け抜けただけなのかもしれない。
芯がない。


来年は、仕事においても、趣味においても、方向性を決められたらいいな。
そして努力をしたい。

楽しく過ごした記憶は、ときに私を励ましてくれるけれど、私を強くはしてくれないんだな。
もうちょっと努力をしないと、この何処からくるか分からない、自分に対する自信の無さは解決できない。



来年はきっと、もっともっと良い年になるんじゃないかな。
私にとっても、私の周りの人たちにとっても、そうなりますように。




2012年12月30日日曜日

大分に帰ってきた。

今年の年末年始は、有難いことに9連休を頂いて、実家に帰ってきています。
遠いから帰って来るのは面倒だけど、やっぱり帰省は良いね。

慣れ親しんだ土地の空気に触れると、東京での社会人生活がまるで夢のことのように思えてくるから、不思議。
昨日まで東京で悩んでいたことが、全く別の解を私に示してくることもある。
てゆうか、私ほんとは神奈川に住んでるんだけどね。
エセ東京人。


今日は、友達とご飯を食べながら色々な話をした。
私には年に数回必ず会う友達が何人かいる。
普段は頻繁に連絡をとることはないけれど、今のような心地よい関係が一生続くんだろうなという自信がある。
それって、もしかしたら大層なことなのかもしれないなぁ。

夜は、家でカニを食べた。
お母さんが北海道から取り寄せてきた毛ガニがモンスターみたいで気持ち悪くて触りたくなかったので、お父さんが剥いた身を奪って食べた。
妹は、カニきらーいと言って、何故かイカの塩辛ばかり食べていた。勿体ない。
相変わらず、ゆるーい我が家。

今は、家族がテレビを見ている横で、カクテルを飲みながらブログを書いています。
デスクトップPCなので、誰かが後ろを通る度に、なんだか落ち着かない。。


今日、大分の町を歩いたら、知らないうちに町並みが変わっていた。
帰省しているうちに、カメラを持って散歩に行こうと思う。

時間がゆっくり、そして優しく流れてゆく。
やっぱり大分が好き。

2012年11月18日日曜日

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【お気に入りの映画・コレクション】

★70年代の隠れた名作★



最近よく映画を観ているのですが、幸運なことに「いいね!」と思えるものばかりに出会います。
もう1回観たいな、と思った映画のことは、なるべくブログに書き記しておこう♪


今日観た映画、「フォローミー」

ツイッターは関係ないよ!!

1972年に公開された、キャロル・リード監督の遺作。
TSUTAYAに行ったら、特集コーナーに置いてあって、パッケージが可愛かったので借りてみました。


 
コミカルで、お洒落な映画。

最近までパッケージ化されていなかったみたいですが、隠れた名作だと思います。



 
会計士の夫、天真爛漫な妻、不思議な探偵
3人の奇妙な三角関係を描いています。
 
 
登場人物がみんなお茶目。良い年齢をしたおじさんなのに、可愛い。
中盤からラストまでは、ずっと大爆笑しながら観ました。
 
 
 


 
そして、ミア・ファローが演じるベリンダのファッションがレトロで可愛い。
丸いメガネとか、トレンチコートの着こなしがツボでした。
 
 
 
元気になりたいときに、また観たいな。
自分が生まれる前の映画を観て、それを面白いと思えることって素晴らしいね。
 
 
 
 
ミア・ファローはもちろんのこと、探偵役のトポルが出ている作品や、キャロル・リード監督の他の作品を今度観てみよう♪

Tilda Lindstam

今月号のSPURに載っていた、モデルのTilda Lindstamがとにかくお洒落で可愛くて、気になります。

 
ヴィンテージ風のアイテムの取り入れ方がすごく上手くて、憧れます。
エッジの効いたガーリー。
彼女の上品で可憐なルックスが際立ってる。
 
 



 
↑ このスタイル大好き。
外し方が絶妙。髪をまとめてるところもまた素敵。。
 
 






シンプル過ぎないから、日本人が真似しても可愛く着こなせそう。
この冬の参考にさせて頂きます!!!

夏時間の庭

夏時間の庭という、08年公開のフランス映画を観ました。

場所は、銀座のエルメスにて。
私も最近まで知らなかったけど、メゾンエルメスには、シアターとギャラリーがあるのです。

シアターでは「時の恵み」というテーマの下、色々な映画を上映しています。
このチョイスが、とにかくツボなんです。
ジョルジュ・メリエスの作品とか、先日見逃したメランコリアとか。
気になる!


時間をテーマにしているのは、それがエルメスを語るときに欠くことのできない要素だから、だそうです。
確かに、インターネットやファストファッションが普及した現代では、簡単にそれなりのものが手に入るし、しかもそれで満足してしまうようになっているなと思います。



さて、この夏時間の庭。
オルセー美術館の開館20周年の記念作品で、西洋美術に興味のある人にとってはすごく面白いのではないかと思います。
ドガやコローの作品も出てきます。
淡々と話が進んでいく映画ですが、映像がきれいなので飽きません。





舞台はパリ郊外。
とある画家の美術コレクションと家を守ってきたエレーヌという女性が亡くなって、それらをどう扱うか子どもたちに決断が迫られるというストーリー。

この作品は、「時間」というテーマを単なる切ないノスタルジーとして語るのではなく、観る人がその先にある希望のようなものを感じ取ることができるように巧みに描いている、優しい映画。
見終わった瞬間、ああ、この映画大好きだ!と思いました。


印象的なシーンが沢山ありました。

・エレーヌが、久しぶりに帰省した子どもたちを見送って、ひとりで家に戻るシーン。
・不良娘の孫が、亡くなった祖母のことをボーイフレンドに語るシーン。


自分の記憶と重ね合わせてみると、胸がいっぱいになります。

私の田舎の祖母は、祖父を亡くした後、いつも私たちが帰省するのを楽しみにしていました。
それなのに、私は帰省をしたときも、自分のいつもの日常のことで頭がいっぱいだったと思う。

でも、祖母は亡くなってしまったけれど、最近でも祖母と一緒に過ごした何気ない場面をよく思い出して泣いてしまうことがあります。
彼女は今でも大きな存在感をもって私の中に残っている。

映画に出てくる孫は、表面上は素行が悪いし、美術品の良さも理解していないけれど、誰よりも純粋に祖母の思い出を大事にしていました。
時代が変わっても、きっとこんなふうに人の魂は受け継がれてゆくのかな、と思いました。



それから美術品はどう扱うべきか、という問題提起もされていました。

エレーヌの家に置いてあるときは、まるでそこがあるべき場所だというように、空気に馴染んでいた机が、オルセー美術館に寄贈されて所在なさそうにしている姿。その前を素通りしていく人々。

美術品はどうやって扱えば一番価値があるのか。
果たして、美術館に置くことがいつも正しいのか。

難しい問題だと思います。




感想が書ききれないけど、思い出すと心があたたかくなる気がします。
フランスの田舎の美しい風景が記憶に残りそう。
とにかく素敵な、愛しい映画です。

2012年11月12日月曜日

演劇1、演劇2

先週、今週と、シアターイメージフォーラムで「演劇1」、「演劇2」を観て来ました。
どちらも、想田和弘監督のトークショー付きです。
なんて豪華!!



 



この映画は、劇作家の平田オリザさんに密着したドキュメンタリーです。
2つ合わせて5時間42分もある大作なのですが、とにかく面白いから飽きません。

色々な要素が散りばめらているなかで、特に「平田オリザの演劇論」、「演劇界のリアル」、「監督のユーモア溢れる撮り方」の点で楽しめたかなと思います。

個人的には、先に見たせいもあって1の方が面白かったです。


まず平田オリザさん。
彼を知ったのは、実は1年半で、弊社の新人研修の講演に来てくださったときのこと。
いま思えばすごい話!
映画の中でも、その講演で聞いた内容と似た話が出てきて、記憶とリンクさせながら聞いていました。

「仮面の総体が人格。だから私たちは演じる生き物なんですね」という言葉。
日常生活でも私たちは幾つかの顔を使い分けて、すなわち演じながら生きているということを改めて気づかせてくれます。

オリザさんは講演の際に、新入社員の私たちに向けて、「会社では良き社会人というペルソナを演じることを楽しめば良い」とおっしゃっていました。
就職をしたばかりで、良き社会人にならなくてはいけないことを不安に捉えていた頃だったので、その言葉を聞いて肩の荷がおりたのを覚えています。

ほかにも
「芸術家は成功するまでは、すごく地味。孤独に耐えられるかどうかが大事」
「(演劇の仕事が楽しいかと聞かれて)楽しい。何事も楽しくなければ、どこかが間違っている」
「脚本を書くときはすごくつらい。でも、書き終えたときの達成感を知っているから、書くことができる」
これは全部、高校生がオリザさんにインタビューをするシーンの言葉なのですが、私も高校生と同じように目から鱗状態でした。


しかしながら、平田オリザさんは5時間42分見続けても、ミステリアスな存在です。
気になるので、彼の著書も読んでみようかと。



次に、「演劇界のリアリティ」
アゴラ劇場の役者さんの稽古風景、その役者さんが劇場運営の仕事をしている様子、地方公演の裏側、フランスでの製作などなど

ここまで見せていいの?というくらい演劇界の裏側を垣間見ることが出来ます。
経済的に厳しい内情も明らかになります。
オリザさんは、助成金が出ないと劇場はつぶれる。とさらりとおっしゃっていましたが。

私はオリザさんの演劇を観たことがないので、この映画で初めてアゴラ劇場の人たちに出会ったのですが、実際に劇場を見に行きたくなるくらい感動しました。

特に、地方公演の会場で、役者さんたちが大掛かりなセットを懸命に作っているシーン。
それから、フランスの役者さんたちが日本で公演をした打ち上げの席で、オリザさんの演出(日本語特有の台詞に間を空けることなど)について「彼の演出がすごくしっくりきた」、「演劇は世界共通だ」と話すシーン。

演劇に精通していない私でも、なんだかとても通じるものがありました。



そして最後に、想田監督について。
演劇1、2は「観察映画」として、余計なBGMやナレーターは一切なく淡々と進む構成になっているのですが、逆にそのおかげで、まるで自分もその現場にいるような臨場感が味わえて良かったです。

それから、くすっと笑ってしまうようなシーンや印象的なシーンがいくつもあったので、監督はすごくセンスの良い方だと思います。
平田オリザさんが庶民的な理髪店に散髪に行くシーンが好きです。




うーん。
最近観た映画の中では一番面白かったかも。
これから、演劇も観に行きたいし、オリザさんのことももっと知りたいし、想田監督のほかの作品も観てみたいな~と、好奇心が掻き立てられて困ってしまいます。





2012年11月11日日曜日

結局私はPRADAを買わないことにした

~新しいバッグが欲しい~ シリーズ①


先週の私の頭の中は、ずっとPRADAで一杯でした。


そろそろ新しいバッグが欲しいな。
それも、質がよくて可愛いものがいいなと思って、日曜日に青山に行ってみたのです。

イメージでは、持ちやすそうなMarc JacobsとかChloeが欲しいと思っていました。
でも、実際にお店を回ってみてびびっときたのは、PRADAのバッグだけだったのです。



色々なバッグを見て気づいたのは、私はバッグに求めるハードルが高いということ。
まず、形が可愛すぎるものや、装飾が派手なものはダメ。


たとえば、Marc JacobsのVenetia



 

すごくすごく可愛いけど、私はこれを服と手く合わせられない気がする。
ガーリーな服装と合わせると俗っぽく見えるし、シンプルな服装に合わせたら抜け感がなくなるのではないか。
 
 
 
基本的に、無駄がないバッグがいい。
かといって、シンプルすぎるもの、カジュアルすぎるものもダメ。
バッグ単体を見たときに、頼りなく感じてしまうものはちょっと不十分。
シンプルでもエレガント性はきちんと持っていてほしい。
 
 
そんなワガママを叶えてくれるのがPRADAの、このバッグだったのです。
 
 
実際に持ってみて分かったのは、どんな服装にも馴染むということ。
 
シャツにジーンズのようなシンプルな服装に合わせれば、エレガントさがプラスされる
古着のワンピースに合わせると、上質なレトロを演出できる
オフィスカジュアルやスーツに合わせると、きちんと感が出る
 
などなど
・・・
 
たぶん、このバッグを持ってたら、無敵だと思う!
 
 
 
でも結局今回は買わない!という結論に至りました。
もうずーっと、欲しいな、どうしようどうしよう、と悩んでいて、昨日ようやく決断しました。
 
 
ひとつめの理由は、単純に高いこと。
いま別に欲しいと思っているFender新しいギターが2本買えます。
 
長期的に考えたときに、その金額に見合う買う価値があるのか。
値段の高さ=使い勝手、というわけではないので、長く使えられるのかはわからない。
それに、もしかしたら来年、再来年に別の形のものが欲しくなるかもしれない。
今十数万を出して買ったバッグは、2~3年後の私も満足させられているのだろうか。
 
 
ふたつめの理由は、こんなにもブランドに惑わされていることがちょっと悔しいということ。
PRADAを買うことは、間違いない。後悔することはない。
でも、あまり知られていないブランドまでもっとたくさん見て、本当に自分に合っているものを探すほうが、ずっとお洒落なのではないか。と
本末転倒ですが。
 
 
私の一目惚れは、とりあえず今回は叶わない結果になりそうです。
もし、他のブランドを探しても、合うバッグが全く見つからなければ、PRADAを買うかもしれないけどね。
 
 
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青山でウィンドウショッピングをした後に、友達とハイブランド格付け表を作りました。
かなり偏見と好みに基づいた内容になっているけど、面白かった。
 
とはいえ、あんまりブランドの知識がないので、誰か詳しいひとに教えてもらいたい!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2012年10月21日日曜日

再開

昔ずっと書いていたブログの記事を、少し前にぜんぶ消してしまいました。
コメントをくれていた方、すみません。

昔自分が書いたものを読むと、悪い意味で鳥肌がたってしまう。


これから、またちょくちょく更新していこうかなと思っています。



福岡で大学生活を4年間過ごしたのち、
東京で就職をして1年半が経ちました。

こっちに来て沢山の人と出会って、その分楽しいことが増えました。

でも、傍から見れば私は充実した日々を送ってるように思えるかもしれないけれど、実際はうーん。。というかんじです。

自分の中で、説明し難いパラドックスや、矛盾したいくつもの考えがぐるぐるまわっています。

ひとつだけ言えるのは、ちゃんと自分に自信を持っていなければ生きていくのは難しい、ということかな。


とはいえ、出口かあるのかもよくわからない迷路の中でひたすら迷っているような20代の毎日は面白いです。
今は、迷路の中で出会った誰かに肩車をしてもらって、迷路全体を見渡しながら出口はどこか探してみたいと思っているよ。


そんなことを考えていたら日曜日が終わりそうなので、今から映画みます♪